2009-08-16

World music current

---ワールドミュージックに平日を!平民文化団体連合---

先月(2009.1月)、僕が所属していたJAZZサークルに立ち寄ったときに懐かしいCDの表紙を見かけた。
 Buena Vista Social Clubのアルバムで、その名もブエナビスタソシアルクラブ。 アメリカのギタリストRy Cooderと共にCubaの古老ミュージシャン達による1997年の制作。バンドは十数人編成でミュージシャンの平均年齢はなんと約70歳。最年長のトレス/ギター奏者のCompay Segundoは1907年生まれで、その当時90歳。また、おそらく最年少はボーカル/パーカッショニストのJulienne Oviedo Sanchez。
1982年生まれで二人の年齢差は75歳。他のメンバーも青年・中年・老年と多様な年齢層から構成されているバンドだ。それだけ様々な年齢層の人が同じバンドで演奏ができるって素敵だと思う。日本人から見れば。世代を意識せずに音楽を楽しめる自信が僕はなかなか持てないです。どうですか?最近の人は概して内向的だと言われがちですね。電車の中イヤホンで音楽を聴く僕ら?

僕のブエナビスタ~との出会いは1999年制作の映画「ブエナビスタ☆ソシアル☆クラブ」[監督:Wim Wenders](多分邦題に星は必須)でした。代表曲である'Chan Chan'はずっとなんとなく覚えていた。CDの持主のジャズ部長のM君と、「これいいよね!」と嬉しい話をして、CDを貸してもらった。

それから偶然、先週2/8にNHKのETV特集で「キューバ革命50年の現実」という番組を見た。
アメリカ人のフリージャーナリストが、幾人かのキューバ人の姿を数十年に渡って取材した様子を見せてくれました。番組中にキューバでは比較的裕福な家庭が登場して、車庫に置いてある車を見せてくれる。 見るからに古そうな車(上の映像に出てくる車みたいな)で、案の上もう動かないらしい。そうかといって、今では買い替えることも修理することもままならないらしい。社会主義国家のキューバでは、崩壊前のソ連邦からの支援にかなり頼っていたのと、アメリカの経済制裁がいまだに続いていることで、工業製品などは特に入手困難だそうだ。上の映像が90年代後半で、それから十年経っているわけだから、ここに映っている車ももう動いてないかも。

2/13日付けのニュースで、このバンドのベーシストのorland 'Cachaito' lopezさんの訃報を聞いた.貸してもらって聴いていたCDは僕にとっておぼろげに見える遠い国のある時のおはなし、だった。それがここのところ、少し現実味を感じさせられた。現実感もないし、身近でもないけれど、ノンフィクションだと思った。

インターネットで調べていると、あの映画やあのCDのはなしばかりだ。調べてみるとバンドの大御所たちはもう大半が亡くなってしまったようだけれど、今年の春からはヨーロッパツアーが始まるようだ。日本にはもう来ないのかな。

world music on weekdays
 
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