2012-08-26

[ベナンニュースの試訳] 昨日、コトヌー空港で新たに薬物の摘発

ベルナデン・ガンテン枢機卿コトヌー空港の保安検査装置を通り抜けて、ナイジェリア人のボナヴァンチュール・イケチュク・エゼアラがまさに飛行機に乗り込もうとしたところ、空港特別警察の隊長であるファタオ・チラオに呼び止められた。警部はこの乗客の計画について情報を得ていた。

警部はどうやって一目で、滑走路にいた彼が薬物の運び屋だと区別できたのか。46歳のボンアヴァンチュール・イケチュク・エゼアラは6Kgの薬物を分解部品の間に隠して旅行かばんに入れていたが、X線装置も麻薬捜査犬も見破ることはできなかった。彼はインドのニューデリーにエチオピアのアジス-アベバ経由で向かおうとしていた。コトヌー空港で様々な制服を着た警備員が行う薬物摘発の全てを受けなければならないということは、それは同時に保安検査が有効に機能していないということでもあり、情報が得られた時にだけ警官と憲兵が密売人か運び屋を逮捕するためにやって来るということでもある。今週の初めにも同様の事件が起きている。この機会に、違法薬物の取締を担当している関係当局やこの問題の第一人者である内務大臣のベノワ・デグラは、この問題により真剣に取り組むべきである。
AT

翻訳元:
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24/08/2012
サイト:QUOTIDIEN LE MATINAL
タイトル:Aéroport de Cotonou:Nouvelle saisie de drogue hier
URL:http://www.quotidienlematinal.info/?Aeroport-de-Cotonou-Nouvelle
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感想:
ナイジェリア人の名前は「ボナアヴァンチュール」ですが、これは「良いアヴァンチュール」という意味なのだろうか?検索すると昔の聖人か誰かがヒットするので由緒ある名前のようですが。ナイジェリア大統領の名前がGoodluckというのも印象的だし、こういう名前が結構あるのかな?

2012-08-25

[ベナンニュースの試訳] ポルトノヴォで機動隊による強行措置:偽札業者が摘発される

アプロミセレテのアボゴメ地区に住む偽造者のコト・ドスは憲兵隊によって2012/8/6の木曜日に自宅で逮捕された。偽造CFA紙幣の入った三つの袋と布にくるまったドル紙幣が見つかった。

大量の偽造紙幣とポルトノヴォ住民が苦情を繰り返したことが、地区の捜査班を警戒させることとなった。偽造の現場と実行犯の組織中枢を特定するために捜査を重ね、偽造者の逮捕につながった。捜査班の指揮官である曹長のクレマンス・チャンシの説明によれば、偽造者は詐欺師として通っていた。彼はある時、顧客に対して資産を2倍もしくは3倍にしないかと提案していた。この客が本物の紙幣で支払いを済ませた後、彼は不注意にも丁寧に偽札を布に隠して、この客に渡した。「(偽札の)情報を受け、私はすぐに捜査班長と補佐官と共に現場へ急行した。犯人は逮捕され、事情聴取のためにその他二人が拘束された。」と曹長のクレマンス・チャンシは語った。
Thobias G. Rufino (Br Ouémé/Plateau)

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20/08/2012
サイト:QUOTIDIEN LE MATINAL
タイトル:Coup de filet des forces de l’ordre à Porto-Novo:Un fabricant de faux billets de banque arrêté 
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感想:紙幣を布=pagneにくるむところが、ベナンらしい。鞄はあまり使わない。

2012-08-19

[アフリカニュースの試訳] オリンピック2012:新しく6人のアフリカ人選手が蒸発

今回はアフリカのギニアとコートジボワール出身のアスリートが、2012年ロンドンオリンピックの終了後に行方不明になっていると、水曜日に関係機関からの発表があった。三人のギニア人とコートジボワール人が行方不明になっている件で、既に11人のコンゴ民主共和国及びカメルーン国籍のものが、ヨーロッパでの新しい生活を始めるために姿を消したと疑われている。


「代表団選手の3人がオリンピック村に帰っていない。」と、コートジボワールスポーツ・余暇省の技術顧問であるアダマ・ドゥンビアは述べた。二人の水泳選手(フランク・ブルとアシタ・トゥレ)と名前が明かされていないレスリングのコーチ一名に関する件だ。一人のギニアオリンピック委員会の責任者は匿名の元で水泳のデデ・カマラ選手、柔道のファシネ・ケイタ、スプリントのアイシャ・トゥレ選手が閉会式のあった土曜日から行方不明になっているという。
Ouest-france.fr


翻訳元:
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16/08/2012
サイト:QUOTIDIEN LE MATINAL
タイトル:JO 2012:Six nouveaux athlètes africains ont disparu
URL:http://www.quotidienlematinal.info/?JO-2012-Six-nouveaux-athletes
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感想:
柔道選手は原文で"judoka"と表記されていた。柔道選手と柔道家は違う?

[ベナンニュースの試訳] 強制退去の数ヶ月後に:ミセボ使用者を取り締まる

ミセボ退去者にとっての「黒い木曜日」。昨日朝のうちに彼らは国家警察の警官たちによって叩き出された。ミセボ市場のある使用者によれば、この強権的な国家警察の介入は市場自治管理協会(Sogema)の会長であるラザル・アコマニの指示があったという。「今日私が目撃したものは、恐ろしかった。警官たちは突然に市場の中にいる人々を拘束しにやってきた。彼らは棍棒とカラシニコフで目の間にいる人全てを殴りつけた。また取締りの一環で、彼らは店員を殴ろうとして宝石店に押し入ったんだ。それに一人の子供と一人の妊婦までも捕らえていた。」と、市場の利用者であるモンサ・ニョウンスは非難した。また商人のロックはSogema会長がこのような過激な対策をとるということを彼らに事前に通告しなかったことに驚いていた。「二ヶ月前にSogema会長は軍の兵士と共にミセボを訪れて、25mの区画に立ち入ることを禁止した。しかしながら、どこからどこまでがこの25m区画なのか分からないんだ。今、全ての商店は工事作業中だ。シナポステルも工事作業中で、工事の完成を待たずに今回の取締りが行われた。私たちの再利用のための対策もとられていない。」と、彼は言う。ミセボ市場の使用者たちは満場一致で、利用地の奪還のために政府関係者の市場への訪問を呼びかけている。


翻訳元:
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17/08/2012
サイト:QUOTIDIEN LE MATINAL
タイトル:Quelques mois après leur déguerpissement :La Police charge des usagers de Missèbo
URL:http://www.quotidienlematinal.info/?Quelques-mois-apres-leur
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2012-08-08

[ベナンニュースの試訳] 頼みのエンドスルファンは世界的に使用禁止:政府は・・・

ある環境問題のスキャンダルがベナンで持ち上がろうとしている。マリナ周辺の情報元によると、政府は2012-2013年期の綿花栽培の保護のためにエンドスルファンという殺虫剤を使用する準備をしていたと見られる。しかしながら、この殺虫剤は効果が低く人間の健康への危険が高すぎるということで、国際社会にならって2008年の2月に使用が禁止されいる。

2012-2013年期の綿花栽培を助けなければならないという政府の強迫観念が、現場にあってはならない試みと違法操業をもたらしたようだ。至るところで殺虫剤を探しても見つからず、政府はあってはならない手段に頼ろうとしていた。確かな情報筋によると、政府はSonapra(農業促進公社)の仲介によって、エンドスルファンの在庫を使用するところだった。この大量の在庫については、FAOが地域での在庫破棄のための政府への資金援助に応じていた。だがしかし、その在庫は少しも破棄されていなかった。そして、この在庫の使用を選択することが殺虫剤の不足に対して、最終的に政府が見つけた解決策であった。数週間前から経済・財務省大臣のジョナス・ビアンとSonapraの社長であるイドリッス・バコはベナン国内で希少になった殺虫剤を探すために世界中を回っていた。その間に綿花畑のタバコガは時間を無駄にしてはいなかった。この綿花の害虫は既に仕事活動を始めていた。最近バニ・サマリ議員によりゴグヌ、バニコアラ、セバナでの視察が行われた際に、彼はベナンの前途に横たわる惨劇を目撃することとなった。数千ヘクタールの綿花畑は綿花の花芽を食べてしまう害虫によって台無しになっていた。

重大な決定
もしこの決定が実行に移されていれば、政府は自らの無定見を晒すこととなっていただろう。実際には2008年2月6日の閣議の折に、政府は自ら次期の綿花栽培からこの殺虫剤の使用を禁止していた。公式発表(N°04/Pr/Sgg/Com/2008)には、「この議事録を承認し、閣議決定により西アフリカその他諸国と同様に次農期からのエンドスルファンの使用を禁止する。健康及び環境にとって危険で有毒なこの殺虫剤に代えて、ティハンのような代替製品を使用する。ただし2008-2009年の農期においては、全ての綿花畑の農地の必要をまかなうためにも、この新しい殺虫剤は576000リットルと推定されるエンドスルファンの在庫を補完するものとして使用される。」と書かれている。政府は2008年にこの決定をしたころを忘れてしまったのだろうか?エンドスルファンは残留性汚染物質としてストックホルム合意によって禁止されていることを思い出そう。これは22番目に禁止された殺虫剤なのだ。科学的にはエンドスルファンは生殖と発育に関わる内分泌系の問題を引き起こす。このように危険な製品にも関わらず、政府は環境や人体への害を与えるだろうことに構わず生産者にこの製品を使用させようとさせたのだ。
Marcel Zoumènou

翻訳元:
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27/07/12
サイト:LA NOUVELLE TRIBUNE
タイトル:Recours à l’endosulfan pourtant interdit mondialement : le gouvernement signe la mort du coton béninois
URL:http://www.lanouvelletribune.info/index.php/actualite/une/11670-recours-a-l-endosulfan-pourtant-interdit-mondialement-le-gouvernement-signe-la-mort-du-coton-beninois
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