2011-07-15

ガボン旅行記2

 国立公園でのサファリの後、次にLambaréné(ランバレネ)というリーブルビルから150Kmほど離れた町へ向かいました。八割がた道路はよく舗装されていましたが、その分スピードが出しやすく、対向車がいる状態で(たまに穴を避けながら=対向車線にはみだしながら)120Km/hの高速を出されると生きた心地がしません。本当に命を預けて観念するしかない。
 このランバレネという町に、あの有名な?Albert Schweitzer(アルベルト・シュバイツァー)博士が設立した病院があります。今でも現役で稼動する病院であり、そこに併設して昔の病院や病棟などが一般公開されています。私自身は伝記や著作や評論も読んだことがなく、どんな評価をされている人なのか知りません。
 そのランバレネを観た後は、また首都のリーブルビルに戻り飲み食いしてベナンへ翌日帰りました。最後の夕飯はある程度高級なレストランに行き、gibier(ジビエ)を食しました。レストランのメニューをめくると、ジビエというコーナーがあって、そこにはセンザンコウ、ニシキヘビ、サル、ワニ、、、などと並んでいます。ジビエという言葉が指すのは野生動物のようで、これはガボンでは名物とされているらしい。せっかくなのでセンザンコウ、ニシキヘビを頂きました。センザンコウは特に変わった味もせず、ニシキヘビは美味しいとは思えなかった。非合法的にはゴリラや象なども食べることができるそうで、野生動物が豊かにいるとういうのはやはり本当なんでしょう。
 ベナンに帰り、ジビエを食べたことをベナンの人に話しました。そこで分かったのは、ベナン南部では少なくとも、ニシキヘビを食べたということは言ってはいけないということです。ニシキヘビは宗教的に神聖な動物として扱われ場合があり、よもやその身を食べたなど御法度です。うっかりこのことを話した私は、ある知人から「Gabonais(ガボン人)!」と呼ばれるようになりました。もっと信心深い人に話していたら、大事になっていたかも。。。

(後で写真載せます)

 
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