2010-03-13

修士論文を提出しました。カラーで。 I submitted my master thesis with color-printed

 修士論文を提出しました。補足したいことが発生したのでもう一度取り上げます。
 提出した論文中にたくさんの図表を挿入しましたが、折れ線や棒グラフをグループ分けする際に主に「色」による分類をしています。例えば上のような折れ線グラフです。A,B,D,E,F,G,Hの七つの折れ線を、A:青実線,B:水色点線,D:黒実線,E:黄緑点線,F:緑実線,G:黄色実線,H:赤実線のように区別しています。右側の四角で囲ってある凡例を参照することで、左側の折れ線グラフを見分けることができる、、、と思っていました。今朝までは。2010年3月13日。
 
 今朝、父と話をしていて思い出したのは、世の中には色の見え方が違う人がいるということ。
 そして初めて知ったのは、見え方の違う人は結構多くいるということ。

 ちょっと情報の出所が分からないですが、[色盲の人にも分かるバリアフリープレゼンテーション法]によると、黄色人種では男性:5%、女性:0.2%、白色人種では男性:8%、黒色人種では男性:4%が色覚異常、色盲、色弱という言葉で表される状態に該当するそうです。上記サイトでは、色覚のメカニズムのことや色覚バリアフリーのことについて分かり易く解説・提言されています。少しサイトを見て、というか常識から考えても分かるのは、僕の提出した論文はバリアフルな図表に溢れているということです。

 もうひとつ思ったことは、人によって色(物)の見え方がされぞれ違うだろうということ。

 色だけでなく明るさなども人によって違う可能性が大きい。それに近視や乱視や老眼などもありふれているわけだから、実はみんな違うように見ているんだろう。そんなことは当たり前なのに、そういったことに意外なほど無頓着な自分がいる。それはバリアフリーの観点では他人への配慮や想いやりの欠如と言えるし、また一方で自分自身の生活という点でもとても面白いことを見落としていると思った。

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