旅行に出かける少し前に、大学のフランス語の先生が、
ルーブル美術館は古典
オルセー美術館は印象派
ポンピドゥーセンターは現代美術
というような区分けがあるんです、と言っていたのです。
ルーブルとオルセーは広大なようだし、ポンピドゥーpompidouって気になる響きだ、と思って
パリでの一日はそこで過ごすことにしました。
僕が訪ねた時は、"elles @ pompidoucentre"と題して 近代現代の女性artist200人500作品の展示をしていました。 入り口でワールドホームレスオーガニゼーションのメンバーだというRomaらしき男性に3ユーロ渡してから、5ユーロくらいする大きなバゲットのサンドウィッチを食べきり中に入る。まずはミュージアムショップで"ゲゲゲの鬼太郎8"を買う。
展示はいくつかのテーマで分割されており、pioneer, free fire, body slogan, the activist body, a room of one's own, wordworksといった系統立てがなされている。現代を生きてる女の人の表現が、友達や普段の生活で感じる性的なことや女性に対する想いなどの身近な感覚や経験とつながったりして、親近感の沸く部分も多かった。そしてまた攻撃的や残酷もしくはすごく冷静だと感じさせられる作品も多くて、なぜかそれを見る自分は無表情である気がした。
鮮烈に印象に残る作品、見た目は忘れてしまったけど手触りを覚えているような作品、隣で見てた人。
http://elles.centrepompidou.fr/で映像や作品情報が少し見れます。