2013-02-02

[ベナンニュースの試訳] モリンガ:様々な効能を持つ自然の恵み

 モリンガ、または学名を"moringa olifeira"は熱帯地域に生育する優れて栄養価が高く多効能な樹木である。ベナンではこの自然の恵は"kpatiman"(ゥパティマン)という名で知られている。

 acacia blanc(白アカシア)、ben ailé、benzolive、pois quenique、neverdie、mother’s best friend(母の親友)、ne meurt jamais(不死)等の名称でも呼ばれている。モリンガはインド、ヒマラヤの南の谷を原産とし、熱帯及び亜熱帯域の全域に分布する節の多く葉の茂った樹木である。モリンガは肥沃な土地だけでなく痩せた土地でも生育することができる。乾燥にとても強く、種を植えたり育ちが早く、一年目には3mの高さになる。モリンガの莢(さや)と葉はすぐに利用することができる。モリンガは、非常に生命力が強く大きな可能性を持っている。栄養学、農学、医学分野での効力を持つ。下痢、高血圧、皮膚の感染症、胃潰瘍、胃の痛み、湿疹、真菌症などを治すために使われる。

 またモリンガの葉は、脆くなった骨を再び健康な骨にすること、貧血や栄養失調を防ぐこと、perte de sang、赤痢、皮膚の感染症、下痢を治療することに利用される。緩下薬、下剤として便秘の解消に役だつ。加えて、利尿薬として排尿を促進する。モリンガは栄養の貯蔵庫である。眼塵症や心臓の病気を防ぐビタミンA、風邪の類を防ぐビタミンC、細胞と神経の機能に重要なカリウム、骨や歯を作るのに必要で骨粗鬆症を防ぐカルシウム、我々の体の細胞を作るタンパク質を含んでいる。

 上述の様々な効能以外にも、新鮮なモリンガの葉にはほうれん草の3倍の鉄分と卵と同量のタンパク質が含まれる。人参の7倍のビタミンA、バナナの3倍のカリウム、バナナの3倍のカリウム、牛乳の4倍のカルシウムも含んでいる。

 同様に乾燥したモリンガの葉には、ほうれん草の25倍の鉄分、卵の4倍のタンパク質、オレンジの0.75%(注:75%の間違いか)以上のビタミンC、人参の10倍のビタミンA、バナナの17倍のカリウム、牛乳の17倍のカルシウムを含んでいる。セレニウム、亜鉛、10種類のアミノ酸も含まれている。

 またモリンガは水中のバクテリアの90%~99%を殺して水を浄化する作用がある。モリンガの種の40%は油であり、オリーブ油のような上質な油と類似している。モリンガは牛・羊・やぎ・うさぎの秣(まぐさ)にもなる。養殖を営むものにとっては魚の餌にもなる。バイオマスガス、染料、家畜の皮膚の色素などの製造にも使用される。土地を肥沃にし、腸内菌にとっての栄養となる。

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URL:
http://www.lanouvelletribune.info/index.php/societe/sante/13379-moringa-une-ressource-naturelle-aux-multiples-vertus

感想:
今回はちょっと良くわからない記事を選んでしまいました。
記事の構成が、ただただモリンガの万能ぶりを褒め称えています。

 
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